粉骨機器について

粉骨機器の種類は各業者によって以下の4種類が採用されています。

粉骨・散骨の専門業者以外を含めてもっとも多くの業者が使用しており、家庭用フードプロセッサーと同じ方式で安価です。
数分で粉骨が完了する反面、部品点数が多く遺骨の粉末が残りやすいデメリットがあります。

当社が採用している業界で唯一の方式です。手間と時間はかかりますが、金属で切り刻むことのない人の手と同じやさしい粉骨が実現できます。
シンプルな構造のため、ご遺骨を余すことなく確実に回収可能です。
人用とペット用の2基揃えています。

容器にご遺骨と硬い球を入れ、ローラーで転がすことで容器内のご遺骨が粉砕される方式です。その構造上、遺骨の回収率に少々難があるため当社では使用していません。
手粉骨と称してボールミルを併用している業者もあります。

人の手で粉骨する、もっとも丁寧で時間のかかる方式です。手粉骨と称して機器を併用している場合がありますが、当社の手粉骨は一切の動力を使用しません。
粉骨後のご遺骨の状態は少し粗目になりますが、法的には全く問題ありません。

三ツ星粉骨サービスのメリット

わたしたちの採用している粉骨機器は、お選びいただくプランに関わらずご遺骨にやさしい乳鉢方式です。
この方式は手間と時間がかかるため、他社では採用されていません。(当社調べ)

やさしい粉骨

乳鉢粉骨を行うメリットはなによりも故人(ご遺骨)にやさしいことです。
ご遺骨を粉体にする結果は同じですが、金属カッターで切り刻むよりも故人の尊厳が守られると考えます。

完全な回収

乳鉢粉骨はすり鉢状のシンプルな構造により、ご遺骨の回収が容易です。
ミル方式のように部品点数が多くなく、ボールミルのように手を入れにくい構造でもありません。 微細な量かもしれませんが、大きな違いだと思っています。

信頼の方法

乳鉢は古来より薬の粉砕や調合に用いられてきた歴史があります。 違いは人の手で行うか自動になったか、ということ。
古来から伝わる信頼の方法は粉骨にも最適です。

三ツ星粉骨サービスのデメリット

立ち合いが出来ません

粉骨の前後を含む工程に時間がかかるため、現在はお客様にお立ち会い頂くことができません。 立ち合いたい旨のご要望は頂いておりますが、現状では対応ができないことをお詫びします。

完全なパウダー状

乳鉢方式はわずかではありますが、完全なパウダー状にならないことがあります。 散骨する際にパウダー状である必要はありませんが、何卒ご了承ください。

実際の粉骨の様子はこちら>

完全真空について

粉骨後の処理は大きく3つに分かれます。(画像はイメージです)

粉骨・散骨業者の多くが使用している簡易的な真空機器です。
ノズルで空気を抜く方式のため、水分や粉体はチューブを通って排出される構造となっていて真空率は70%~80%程度となります。
アルミニウム製包材を使用しても、この機器では完全真空はできません。

当社が採用している業界で唯一の方式です。
圧力を利用して液体や粉体も真空にすることが可能です。

真空率は最大99%以上の完全真空となります。

実際の真空の様子はこちら>

外注を含め、粉骨を請け負う多くの業者がいまだ未処理の状態です。
すぐに散骨するのでなければ避けた方が良いでしょう。

完全真空のメリット

わたしたちの採用している真空機器はお選びいただくプランに関わらず同じです。

劣化しない

手元供養される方には粉骨後にUV殺菌処理を行うことで滅菌処理を施します。
完全真空処理を行うだけで劣化の心配は一切ありませんが、万一に備えた対応を行っています。

ガスバリア

完全真空を可能にする包装材は限られます。 チャンバー式真空機を使用しても、透明の包装袋(一部を除く)では完全真空にはなりません。
私たちはアルミニウム製の包装袋を使用しています。

災害に強い

私たちの完全真空処理は環境を選びません。 極端なことを言えば、水害などで自宅やお墓が水没しても遺骨が被害を受けることはありません。
他社で粉骨済みのご遺骨も真空処理いたします。