エンディングノートには法的な拘束力はありませんが、いわゆる「遺書」よりも幅広く詳細に本人の意思を伝えることができるため、非常に有用で人気のものです。

エンディングノートを利用する主な目的は、家族にかかる負担の軽減です。
そのため遺産分割などの重要な事柄でなく、「意思決定が出来なくなった時」「介護が必要になった時」という存命中の出来事や、亡くなった時の「葬儀や墓」「連絡先」についての希望を記入します。

タイミングは思い立った時です。
大きなケガや病気をしてからでは「話すこと」や「書くこと」が困難になる場合があります。
不慮の事故なども無いとは言い切ることが出来ません。
考えが変わったならば、気軽に書き直すことが出来るのもエンディングノートの利点です。